プルメリア ~花唄~

Aqua Timez( アクア ) プルメリア ~花唄~歌詞
1.プルメリア ~花唄~

作詞:太志
作曲:太志

この夢が この夢がいつか
叶う時には 僕の隣に
君がいて そう 君がいて
そっと 微笑みあえたらいいな

まるで それは 約束されたような
一度きりの風の中の出逢い
ひたすらにスロ一モ一ションな 青い空
あの日 君に出会い
僕は下を向く數も隨分と減り
もう一人で笑顏を探そうと思わなくなった
手を繫いだって心が
距離を取ることもあるこの世界
隣にいたって果てしなく遠く
感じることもあるこの世界を
いともたやすく 君は塗り替えた

この夢が この夢がいつか
叶う時には 僕の隣に
君がいて そう 君がいて
そっと 微笑みあえたらいいな

君の陽気な鼻唄が僕の日常を明るく染める
この剎那も 次々と色づく
思えば僕はいつも
何かを誰かのせいにして生きてきたよ
誰かのため 何かしようとするのではなくて
満天の星空の下で
語り合ったことを思い出すよ
小さいけど夢があるって
静かな空に誓いを立てるように
君は 僕に打ち明けてくれた
その夢が その夢がいつか
叶う時には 君の隣に
僕がいて そう 僕がいて
そっと 微笑みあえたらいいな

大好きな歌をハミングしながら
窓辺に飾った花瓶に
丁寧に水をあげてる
後ろ姿を愛しく思いながら
僕は心に 強く誓ったよ

その瞳に 儚げな未来が
映る時にも 僕がそばにいる
いつまでも そう いつまでも
だから大丈夫さ そして
この唄が この唄がいつか
流行の影にしおれていっても
かまわない 君は変わらず
きっと花唄で聴かせてくれる
君がこの唄を 愛してくれる


2.長すぎた夜に

作詞:太志
作曲:Aqua Timez

靜か過ぎて眠れない夜
テレビをつけてボリュ一ムをこぼす
わずかな明かり
卷き戾すことのできない時計の針と孤獨
本音と建前で回す地球儀
ほんとはなりたい もっと自由に
だけどもう子供じゃねぇ
ロマンだけじゃ誰も守れやしねぇ
唾と一緒に飲み迂んだ言葉
あいつなりに選んだ行動は
「家族のためになら頭も下げる
食わせてくためになら何にでもなれる」
優しさとは決して弱さじゃねぇ
さぁ 行こう それぞれの道を
汗まみれの日々を
タイムリミットを過ぎる前に 生きた証を
さぁ 行こう 必ず誰にも 深い暗闇と
月と 次の眩しい朝が 待っているはず

愛を探しまわる寂しい影
快樂という麻藥を買い漁って
空しさとの待ち合わせ
やがて煙みたく消える幸せ
魂どっかに落としたらしい
この國はまるで悲しいファンタジ一
モノや情報で溢れかえる
空っぽの心はどこに掃る
何故か俺は地元の公園にいる
足元でしっぽを振るシ一ズ一
死んでしまっても夢なら逢える
名前を呼びながら頭をなでる
抱き上げた途端 夢が覺める
さぁ 行こう それぞれの道を
淚まみれの日々を
嘆き 叫び 最後は笑顏になれるよう
さぁ 行こう 必ず誰にも 心の翳りと
もうだめかもって思う日がある
もちろん僕にだって

さぁ 行こう 雨が上がらずとも
「アメニモマケズ」と
刻み 痛み 伴い ひかり 降ってくるまで
さぁ 行こう 「おもしろきことも
なき世をおもしろく」と
歌い 明日に 向かい つまり 生きてゆくのさ
さぁ 行こう それぞれの道を
汗まみれの日々を
タイムリミットを過ぎる前に 生きた証を
不安で眠れない夜も 引きずる惱みも
抱え やがて 眩しい朝に 溶けてゆくまで


3.Perfect World -blue forest ver.-

作詞:太志
作曲:太志

反抗期の悲鳴にも似た
曖昧でじれったい感情
確かな理由なんてないけど
この場所にはいたくない
この空しさは何處から來て何處に行く
悲しみとはまた少しだけ違う
心に開いた穴を吹き拔ける風が
冷たくて キリキリと痛む

幸せのあてはないけど
どこか遠くへ行きたかった
滿たされぬ想いが 幾重にも重なり
驅け拔ける まるで生き急ぐかのように

闇の底 光の頂上 善と惡が同居する心
綺麗事では 隱しきれない
弱さを誰もが持ってる
もしも願い事が一つ葉うとして
思い通りの世界を手にしても
またすぐに何かが足りないと嘆いて
ここじゃない何處かに想いを馳せるんだ
霧の向こうにあるのが
夢見た世界なのだろうか
本當の勇氣とは そこに行く事なの?
辿り著くことで悲しみは 消え去るの?

なんとなくの中で 確かなものに出會う
足元に笑く一輪の花
その場所で 深く根をはる

幸せのあてはないけど
どこか遠くへ行きたかった
滿たされぬ想いが 幾重にも重なり
驅け拔ける 驅け拔けて わかったこと
僕は何處まで行っても
僕でしかないということ
いわゆる一つの 諦めにも似た
決意で生きてゆく 命ある限り